むくみとは?
身体は体液を一定に保っていますが、その調整が崩れた事により、血管外に過剰に崩れた状態です。つまり身体の水分が血管やリンパの外に滲み出て、手足・顔の皮下に溜った状態です。
<全身性>
- 心性浮腫み:心不全により下半身に浮腫みが生じます。指で押すと跡が付き静脈の拡張を伴います。
- 腎性浮腫:急性腎不全、ネフローゼ症候群が原因で顔・瞼に症状が現れとても浮腫んでしまいます。
- 肝性浮腫:肝硬変による浮腫みで、腹水と言ってお腹の浮腫みが著名に現れます。腹部に静脈が浮き出て赤い斑点が出ます。
- 内分泌性浮腫:甲状腺機能が低下する事で起きますが、女性に多く喉が大きくなったり顔が浮腫みます。
<局所性>
1.静脈性浮腫
長時間立ち仕事をされる方に多い疾患です。静脈の弁が機能しなくなったことにより血液の逆流が起こる現象です。皮膚や皮下組織が硬化していき少しの圧迫で痛みが強く出ます。浮腫んだからと安易にマッサージを行うとリンパ管を破壊してしまうので注意が必要です。又、放置していると下腿に皮膚炎や潰瘍を起こし手術する事にもなります。
<セルフケア>
運動することが大事です!
筋肉がポンプ作用を担い下肢に溜まった静脈血を促し浮腫みを予防していきますので、デスクワークの方は貧乏ゆすりを行って下さい。そうすることで体温が上がり血流が改善されることで浮腫み難くなります。
立ち仕事の方は、心臓への潅流が減少するので、背伸び等をして体幹、背中の筋肉を使い血流を促すとよいと思います。また、5本指ソックスを履くことで血流が改善されるので、普段履かない方は試してみて下さい。
浮腫みで接骨院に通うと思わないと思いますが、浮腫みを促す電療を行い、筋肉や神経を刺激する事で反射を利用して改善する事が出来ます。
骨盤の位置や頭蓋・仙骨を調整して自律神経にアプローチする事で身体が自己調整できるようになります。
施術後、多くの患者様に楽になったと言うお声が沢山頂いております。
お困りの際はお気軽にご連絡ください。