頭痛に悩んでいる方に

頭痛・目の奥が痛い・頭が重い!
多くの方が一度は経験した事のある頭痛は、風邪だったり・2日酔いだったり冷えだったり、と色んな頭痛があったと思いますが、頭痛薬を飲んで対処したり済ましていませんか?

頭痛の分類
頭痛の血管性頭痛
(1)古典型片頭痛
比較的若い女性にみられる頭痛です。頭痛は片側性で、頭痛発作の前兆として、眼前にピカピカ光る点や色彩が現れたり、光や色彩のある図形の出現、視野欠損などがあります。
これらは、脳動脈の発作性収縮によるものと考えられ、続いて動脈の拡張により脈拍や心臓の鼓動に一致してズキンズキンと脈打つような繰り返しの頭痛が現れます。
吐き気、嘔吐をともない、キツイです。
(2)普通型片頭痛
これも若い女性に多くみられ、片側性の拍動性で、まれに吐き気、嘔吐を伴いますが、眼症状などはありません。
(3)群発頭痛
20~40歳代に発病しやすく男性に多い頭痛です。眼、こめかみにかけての灼熱感の後に頭痛発作が現れます。
発作時には涙や鼻みずが出たり、鼻づまり、顔面紅潮などの自律神経症状をともないます。
精神的ストレス、過労などによって発症する傾向があります。

筋収縮性頭痛
頭痛の中で最も頻度が多く、約半数を占めます。
この頭痛は、成人期を過ぎたわりと神経質な人に良くみられます。
非拍動性で、1日中続き、後頭部から肩にかけて両側性に痛みがあり、肩こり、首こり、背部痛をともないます。日常生活のストレス、緊張から筋収縮が起こって発症しますが、精神的要因も非常に大きい頭痛です。

心因性頭痛
頭部全体の頭痛で、表情は抑うつ的です。心理的ストレスの原因による頭痛です。

混合性頭痛
片頭痛型の血管性頭痛と筋収縮性頭痛が合併した頭痛です。
若い頃から頭痛がみられ、中年になって種々のストレスが加わり、筋収縮性の頭痛を起こすような場合に発症します。

鼻血管運動性頭痛
鼻閉、鼻漏などをともない、発作的に前頭部に反復する強い頭痛です。
鼻腔、副鼻腔粘膜の充血や浮腫に起因するもので、原因はストレスに対する反応とされています。

非片頭痛型血管性頭痛
(1)高血圧症の頭痛
これは高血圧症の主要な自覚症状の一つとされてきましたが、実際には軽度の高血圧と頭痛とは、関係ないということもいわれています。
しかし、最近では、高血圧症は片頭痛、心因性、筋収縮性頭痛をともなうものが多いようです。
重症高血圧では、朝、覚醒時にしばしば強い後頭部痛がみられます。
(2)発熱による頭痛
高熱のほとんどの場合は、頭痛を感じますが、この頭痛は頭部全体に感じ、鈍い、うずくような痛みです。
(3)低酸素血症にともなう頭痛
肺気腫、気管支喘息などの肺疾患により低酸素血症等でも頭痛が生じます。
(4)中毒性頭痛
頭痛が重要症状となる中毒は、アルコール、ベンゼン、フェノール、鉛、一酸化炭素、長時間の副腎皮質ホルモン服用の中止後など、非常に多くあります。

頭蓋内疾患による頭痛
脳出血、脳梗塞で頭痛がみられますが特に、くも膜下出血の頭痛は激痛です。
眼、耳、鼻、歯、によるもの、頸部からのものもあります。
(1)眼の異常による頭痛
眼精疲労、緑内障、角膜炎、麦粒腫などがあります。
(2)耳、鼻、咽喉の異常による頭痛
中耳炎、メニエール病、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症、扁桃炎などがあります。
(3)頸椎の異常による頭痛
変形性頸椎症、むちうち症、頸椎の転移性腫瘍などがあります。
(4)歯の異常による頭痛
歯髄炎、三叉神経痛、顎関節症などがあります。

頭痛の多くは筋緊張性頭痛で、頚椎の歪みや頭蓋骨、内臓を調整し、首こり、肩こりなど、眼の疲れ、顎の噛み合せなどを改善し、筋肉のこわばりをとって、血行を良くして疲労物質を流します。
施術により副交感神神経を高め、血行を促しながら筋肉を弛緩できます。
又、首周りを温めたり運動により血行が改善されれば症状も落ち着いてきます。
首には神経が集中しており、コントロールが正常ではなくなってくると全身が歪んできます。
日頃から顔をよく動かしていくことで、首の凝りを予防できるので「あいうべ体操」などとても良いと思います。
頭痛のない人生を送りましょう。

頭痛にお困りの方は、一度ご来院お待ちしております。

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