股関節は大きな可動域をもつ関節です。
股関節の機能が落ちると膝痛・腰痛等全身に問題が波及していきますので、股関節の機能は渉外維持していきたい問題です。
股関節の機能・役割
歩行やランニング、ジャンプの着地、ダンスなどの衝撃を吸収し円滑な動作を行うために動く範囲が大きく非常に頑丈な作りとなっておりバランスを取る場所ですので重要な関節だと言えます。
股関節の変性
股関節は頑丈な為に症状が表れにくいですが、違和感が出たら早めにケアする事をお勧めします。それは膝の様に変形してしまうからです。症状は40歳頃から出る方が多いです。スポーツやダンスをされている方は幼少から酷使しているので早くから症状が出やすいです。
股関節痛の要因
- 長時間のデスクワーク
- 労働による過負荷
- 体重増加
- 重いカバンを片側に担ぐ
- 筋力の低下・過緊張
股関節の症状
- 股関節痛、臀部、大腿、膝痛に及びます。
- 動き始めが痛く動いていると良くなる(軽度)
- 動いていてだんだん痛くなる(中度)
- 動き始めから終わりまで痛む(重度)
- 靴下が履きにくい
- 足を広げにくい
等の症状が現れ日常生活に支障をきたします。
股関節痛の予防
- 殿筋の筋力トレーニングを行う
- 骨盤矯正を行いバランスを保つ
- 体感トレーニングが重要
- 体重のコントロール
股関節ストレッチ
- 片方の膝を曲げ前方に、片方の脚を後方に伸ばす
- 前方の膝は極力90°にします
- この姿勢をするだけでストレッチ感はありますが、柔らかい人は体幹を前に倒して殿筋と腸腰筋を同時にストレッチしてみましょう。
左記の絵と同じ様なポーズを取り、膝が水平まで開かない人は骨盤の歪みがありますので、定期的に骨盤のケアをし悪くならない様に予防をしていきましょう。
*一つの支障で全てを表してあるわけではありません。
皆様の健康の一助になれれば幸いです。